◎◎◎わたしより◎◎◎
こんにちは!
いかがお過ごしですか?
私は数十年ぶりの「読書ブーム」が到来中。振り返れば、心が求めて知らず知らずのうちに手にしていたのは『心の疲れをとる事典 やめてもいいこと86』(西多昌規さん監修)、『がんばらなくても死なない』(竹内絢香さん著)、『しんどい心にさようなら 生きやすくなる55の考え方』(きいさん著)など…心が疲れていたのでしょうね。数カ月経ったからこそ、気づけること、認められることがあります。
そのまま読書熱は燃え盛り、湊かなえさん、遠藤周作さん、岡部えつさん、乾くるみさん、山本文緒さん、辻村深月さん、角田光代さん、徳永進さん、江國香織さん、工藤直子さん、梨木香歩さん、河合隼雄さんと小川洋子さん、ジェーン・スーさん、川上未映子さん……「親しい人から教えてもらった」「書店で見かけて気になった」「読もうと思いながらそのままになっていた」という起点から、「この作家さんのほかの作品も読みたい」「あの作家さんが、この作家さんを紹介していた」と枝葉を広げるように読み広げていきました。
先日、ブレイディみかこさん著『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』を読了。イギリスで暮らすブレイディみかこさんと中学生のお子さんの何気ない日常にある差別や格差、分断などを浮き彫りにし、それらに対して、ブレイディみかこさんとお子さんがどう捉え、考え、向き合っているのかについて書かれたノンフィクション作品です。
その中に出てきたイギリスのことわざ「相手の靴を履いてみること」。意味を簡潔に言うと、「他人の立場になること」で、本ではそこからシンパシーとエンパシーの違いといった興味深い話につながっていきました。ですが、私はここで「ほかの物でもいいはずなのに、どうして『靴』だったんだろう?」と、妙にそのことが引っかかってしまったんです。
インターネットで調べると、相手の靴を履くためには、
「まず、自分が履いている靴を脱ぐ必要がある」
「相手の靴とは、自分の好みでも、自分の足のサイズにフィットしているものでもない」
といった解釈を見つけ、「なるほど!」と思いました。
相手の立場になるには、
①「自分の靴=自分が手に入れられるもの、フィットするもの、お気に入りなど」を脱ぎ
②「相手の靴=相手が手に入れられるもの、フィットするもの、お気に入りなど」を履く
という、2段階を踏まなければできないということです。
私はこれまで、自分の靴を履いたまま、相手の靴を履こうとしていたかもしれない………そんなことにはっとしていた今日この頃。
どんなことを感じたり思ったり考えたりしていますか?
“はみだしお手紙”部分
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「こんにちは!」から始まる、このお手紙を書いたのは、昨年2021年秋のこと。そこから中学2年生の娘に「何か書いて♪」「書いて~」「書いて…」「書いてください」とリクエストし続けてようやく!! 目途が立った(立ちそうな)ので、手書きで最近のことなどを書き綴ります~(2022.3.19~)
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本当にしんどい、その渦中にいる時には、「しんどい」と吐露することはなかなか難しいものだなぁと思います。心は大丈夫ですか? 無理をしていないですか? 自分も大切にしてくださいね。
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(ブレイディみかこさん著『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』)このシリーズの新刊が出ましたね!
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読書熱は冷めやらず。今は「対話とは何か?」を考える哲学本を読んでいます。
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対話。一方的に主張しない、押し付けない、「聞く耳を持たない」ではない、わかり合えなくてもいい、対話の前後で互いに何かしら変化する…などなど。余談のつもりで対話本を読んでいると書いたのですが、全体とリンクしている感じがしましたー!!
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髪が伸びてぼわぁぼわぁしています、最近。
最近、私が好きなことは
ダンスをおどることです!
好きなアイドルの曲にあわせて
おどるのがすきです!
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よく聞く曲は
BTSさん、TWICEさん
が多いです。
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私は甘い物が
大好きなので
カフェなどいって
おいしい食べ物
食べてます。
でも、ふとります笑
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「フリーペーパーの学校」
オンライン講座をして、
まわりの人たちが場の
空気をよくしてくれて、
すぐなじめて良かったです!!
母からの余談:
講座の中で「フリーペーパーをつくっていて楽しいと思うこと」として「フリーペーパーをつうじて、自分の思いを表現できて、それを伝えることができてうれしいです」と話していました。
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インスタのアカウントを
新しく作ったので
フォローしてくれると
うれしいです。
母から:
このお手紙を書き綴っているのは2022年3月23日。娘、ギリギリ中学2年生。春からは3年生です。
◎◎◎帯◎◎◎
どうしても書き綴りたくなった、追加のこの1枚。2022年3月21日(月・祝)に、只本屋島根浜田店&合同会社ユブネ主催の「フリーペーパーの学校」オンライン講座で、娘と一緒に「えんを描く」についてお話ししたことがきっかけです。
もう1枚のフリーペーパーに「対話」についてちらっと書きましたが、まさにフリーペーパーをテーマにした対話の場。語りや問いによって引き出されるもの、編まれていくものがありました。私自身は講座前後で、思いを強くしたり、「実はこうなのかもしれない」と捉え直したり、「こうするのもいいかもしれない」と新たな可能性や選択肢が見えてきたりと変化。対話の大切さを改めて実感しました。
余談ですが、この「リボン?いや、蝶ネクタイ?折り」をひらめいて実現できたのも講座のおかげ。娘が以前「扇子(=蛇腹)折りは?」と言っていたのを思い出し、その時は手間や置き場所、読後の再現性などを考えて諦めたものの、今ならできそうな気がしたので、やってみましたが…いかがでしょうか?
友だちにお手紙を書くようなフリーペーパー
「えんを描く」とは?
日々さまざまなニュースを見て感じていることがあります。それは身近な人間関係の中で、自分が大切に思われていることに気づけていたら、もしかしたら救われる気持ちがあったんじゃないかなということ。自分が大切に思われていることに気づけたり、相手に「あなたを大切に思っているよ」というメッセージを送れたりする、心の余裕を持つきっかけになるような、ほんのり優しい気持ちになるような、また誰かへの想像力を持てるような、そんなメッセージを届けることができたらいいなあと思いながら、中学生の娘と一緒につくっています。