【おてがみでかんじる季節】自分なりの季節の挨拶文を添える


「お手紙を書く時、時候の挨拶をどう書けばいいのかわからない」と聞くことがあります。私は「こんにちは。お元気ですか?」と時候の挨拶なしに書き出すこともあれば、その時々で季節や月日の流れで感じることがあれば、そっと添えることも。相手との関係性にもよりますが、そうかしこまらなくてもいいのかなあと思います。


時候の挨拶を考えるおもしろさもあります。たとえば、道を歩いていて、ふと見上げたら、少しずつ色づいていく木の葉を見つける。「わあ♪」とほんのり幸せな気持ちになります。そのほんのり幸せな気持ちを共有するために、自分なりに考えて言葉にして、お手紙に添える。そうしているうちに、表現力もついてくるのではないでしょうか。

もし届いたお手紙にそんな一言があれば、私も見上げてみようと思うだろうし、もし似たような風景に出会ったら「きっと、こんなことを想ったのだろうな」とつながる感覚にうきうきします。

お手紙が、日常を彩ってくれます。


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