17通目


こんにちは。お元気ですか?
どんな毎日をお過ごしでしょうか。

私も、娘も、元気にしています。

先日、器と生活雑貨のお店へ行きました。そこで一枚のお皿と出会い、「娘が好きな水色と白のボーダーの、このお皿に、娘が好きなもやしたっぷり野菜炒めを盛りつけたら」と想像・・・娘の喜ぶ顔が思い浮かんだんです。

その瞬間、つながりました。料理家の方から聞いたお話と。その方は、家族という最小の単位から幸せになること、その先にみんなの幸せがあることを願って、おうちごはんの大切さを伝えています。

私も暮らしを見つめ直したいなあと思ったんです。

正直、料理が苦手です。好きでもありません。料理のレパートリーが少ないため、娘には申し訳ないことに似た食事が並びます。家の中も気づけば、ぐちゃぐちゃになってしまっています。仕事に熱中してしまい、娘が話しかけてきても目を見ずに聞いてしまうことが多くなっていました。「このままだといけない。嫌だなあ」と思いながらも、そのまま流されるように日々を過ごしていました。

その器と、そのお話をきっかけに、「今からでも大丈夫。ちゃんとごはんをつくろう。暮らしを見つめ直そう。娘とちゃんと向き合おう」と、自然とそんな気持ちになれたんです。そういった目の前のこと一つひとつに心を尽くしていくことで、それが日常になればいいなあと思います。

また、ここから。

最近、どんな出会いがありましたか?
どんなことを感じ思い考えましたか?


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娘が生まれてから、神社へ行くと、みんなの幸せを願うようになりました。娘のまわりにいる人たちやこれから出会う人たちが幸せでなければ、娘も幸せになれないと思ったのがきっかけです。



時々、娘がお手紙をくれます。「まいにちけんかをするけど、おこってごめんね」「しごとをがんばっているからマッサージしてあげるね」など。そのお手紙を読むと、私も同じように娘を思っていること…とはいえ、「最近は娘とちゃんと向き合えていなかっかたかも」「素直になれていなかったかも」と思い至ります。たちどまるきっかけをくれました。



毎日、いろいろなことがあります。つらくなることもあります。テレビニュースなどを見ながら、私も、いつ、どの立場になるのか、わからないと、それぞれの立場を想像してみます。だからこそ、一日一日、目の前のことを、ご縁のある人たちのことを、そのまわりに見える人たちのことを、大切にしていけたらいいなあと改めて。


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心のなかで抱きしめながら、会話する
NHK『助けて!きわめびと』で、学習塾・塾長の坪田信貴さん(『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應義塾大学に現役合格した話』の著者)が、「わが子の受験勉強のやる気スイッチが見つからない」という母親の悩みを解決すべく、取り組むなかで出てきたメッセージです。

「娘が全然勉強しない!」ということで悩んでいた母親ですが、実は子どものやる気を抑え込んでいたのは母親自身。「あんなことができない」「こんなんだからだめだ」と。ストレートではなくても、言葉の端々にその思いが表れていて、娘のやる気をそいでしまっていたのです。

そこで、坪田さんは母親に“子どものいいところを20個、書き出す”という課題を出します。書き出すなかで、「できない、できない!」と思っていたけれど、「こんなことができるではないか!」と発見。“できない”ではなく、“できる”に目を向けるようになります。

書き出して終わりではなくて、娘のいいところを暗記できるまで読み込んで、自分のなかに定着させていきます。それによって「ああ、この子はいい子だ」「こんないいところがあるんだ」と無意識でも思えるようになり、冒頭の“心のなかで抱きしめながら、会話する”ことができるようになったのです。そういうふうに会話できたらいいですよね。


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フリーペーパー『えんを描く』って?
小学生の娘と一緒につくっています。毎日のなかで、思ったり感じたり、こうしてみようと思ったことを、シェアして。ともに、何かを始めることができたらいいなあと思ったりします。近所の人に挨拶をする。近所の小学生に話かけてみる。エレベーターで乗り合わせた人と天気の話をする。最近、連絡をとっていない友だちにメールを送ってみる・・・など。ささやかだけれど、大事なこと。小さな一歩からはじめられたらいいなあと思います。そんな“わ”が広がっていくことが感じられるように、書き綴っていきたいです。



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