【おてがみぃと】「おひさしぶりです」のお手紙を


誰かに向けて、お手紙を書く時間は、相手を思うと同時に、自分を思うことにもつながります。他の誰でもない、「わたし」が主語で、相手に向けて書きつづる文章だから。

お手紙を書くことで、「わたし」が今、感じたり思ったり考えたりしていることを思い出して。誰かと一緒に書くことで、さらなるコミュニケーションを楽しみたい!

そんな思いから『おてがみぃと』をはじめました。

手紙の書き方講座ではありません。時々、集まって、おしゃべりしたり、お手紙を書きたくなる+αを楽しんだりして、お手紙を書く時間を楽しむ会です。


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第4回目を2016年7月2日(土)に開催しました。

『カフェぷろぽ』の自家製ジンジャエールを飲みながら、今日書くお手紙やその相手のことをおしゃべり。


ご参加くださった方は日頃、書類を書くことは多くても、お手紙を書くことはあまりないそうで。今回、3年前にお世話になって以来、ご無沙汰していた相手にお手紙を書いておられました。

ご無沙汰している相手に、電話やメールはしにくいけれど、お手紙だったら書けることがあります。どんなに時間を経ても、お手紙がすっとつないでくれるような気がするから不思議ですね。


私は小学5・6年生の時に担任だった先生へ。卒業後から近況を書き綴ってはお手紙を送り、先生もお忙しいなか、お返事をくれて文通みたいなやりとりをしていました。年始にいただいた年賀状をふと読み返していたら、3月に定年退職されるとのことで。そのお祝いのお手紙を書くことにしました。


お手紙には、相手のことを想う文面とともに、自分の近況も書きます。「最近、何をしているだろう?」「どんなことを思っているだろう?」と書きながら考えます。

日々、あんなことがあって、こんなことがあって・・・という点はいろいろ思い浮かぶのですが、その一つひとつの点を結ぶということをしていないので、お手紙に書こうとすると、言葉が続かず、筆が止まってしまうことがあります。

お手紙を書くことで、毎日のなかで、ふと立ち止まり、「今の自分はこうなんだなあ」ということをかみしめる機会になるんだと、改めて思いました。

ちなみに・・・ご参加くださった方が本日のために見つけてきてくれた便せん。紫陽花がとっても素敵な一枚です。便せん交換をしましたよ!


最後に感想を。なんと!便せんに書き綴ってくださいました。


本日は私に仕事上のやりとり以外のお手紙を書く機会を与えて下さって、有難うございました。長らく失礼していた方に、ていねいなお便りを書くことができました。

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このような感じで、ゆるやかに、一緒にお手紙を書くという時間を過ごしたいと思っています。いつもお世話になっているあの人に、おひさしぶりのあの人に・・・お手紙を書くきっかけにしませんか?

「参加してみたい!」という方いらっしゃいましたら、メールをください。


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