1通目

地面を見つめながら、
てくてく、てくてく、
歩くのも好きだけど、
大きな空を眺めながら、
もくもく、もくもく、
妄想するのも好き。

そんな毎日の中で、むくっと
フリーペーパーを作ろうと思い立ちました。

誰かに手紙を書くように。そんな感覚で作ってみよう、と。



今回のテーマは「わ」です。

何かの冊子で読んで、心に残っている文章があります。
「みんなが手をつないで、大きな輪になっています。
あの子に嬉しいことがあったら、
大きな大きな輪のままで、みんなで喜び合おう。
その子に悲しいことがあったら、
小さな小さな輪になって、みんなで励ましに行こう」。

「わ」というと、何を思い浮かべますか?

「輪」「和」「環」「話」「我」・・・と、いろんな「わ」があります。
何事にも「わ」がある・・・

私はできるだけ、物事をみる時は、
「わ」を思い浮かべようと思っています。

そうやって物事を見つめてみると、
広がり、深まり・・・つながり、
誰かのことを、少しでも思い馳せられるような気がします。
もともと「わ」に興味を持ち始めたのは、高校生のころ、
ごみ減量に取り組む市民活動に携わったのがきっかけでした。
そこで出会った女性から
「ごみを出したら、それで終わりじゃないんだよ。
ごみを出したら、処理場に行って、更に細かく分別している人がいる。
ちゃんと分別されていないごみが多いから、
分別している人が怪我をすることもあるんだよ」。
「ごみは捨てたら、それでなくなる訳じゃない。
捨てた人はそれで終わりかもしれないけれど、終わりじゃない」。

循“環”する。
自分のしたことが、誰かを傷つけているかもしれない。
自分のしたことは、巡り巡って返ってきているのかもしれない。



早朝に梅田の街を清掃する
仕事をしている人たちを見かけた時、
この世の中には、
いろんな人がいて、
いろんなことを思って、いろんな仕事をして・・・
いろいろだからこそ、成り立っているんだと、改めて思いました。

「輪」になっている。
みんなで、みんなを支え合っている。

私には3歳になる子どもがいます。
子どもと一緒に生き始めてから、
自分の誕生と、これまでのことを思い返しました。
娘とともに、もう一度、生き直している、そんな気がしています。

両親、祖父母、更にずっとずっと遡って、
脈々と繋がってきた、この生命のいとおしさ。
自分が生まれた時は、子どもの頃は・・・と、
これまでの人生を思い出して懐かしくなりながら、
そこには、きっと親はこんな気持ちだったんだ、
という新たな気づきもあります。

「わ」について、くるくる、くるくる考えていると・・・
今、自分がどんな場所に
立っているのかが、見えてくる。
自分のどんな行動が、
誰かの笑顔につながるのか、思いを馳せられる。

人と人とのつながりが、いとおしく感じられる。

そして、いろんな人に「ありがとう」って伝えたくなる。



最近、仕事をきっかけに、人権について考えていました。人権関連施設を訪ねる中で、  再び訪れたいと思っている場所は・・・

大阪人権博物館「リバティ大阪」 http://www.liberty.or.jp/
人権問題の起源、変遷など、人権について考えるエッセンスがあります。

「あーなんで、しっかり歴史を学んでこなかったかなー」と反省。現在を知り、未来を考えるためには、過去についての知識がないと。いろんなことを勉強し直したいです。・・・と、思うだけでなく、行動に移さなくては!!



娘が3歳になり、少し落ち着いてきたので、自分時間を持てるようになりました。ちょこちょこイベントやセミナーへ。参加したかったけどできなかったものに「リフレーミング」に関するものがあります。

「リフレーミング」とは、自分が持っている考え方のフレームを変化させてみることです。

マイナスに捉えていたことを、プラスに捉えてみたらどうか・・・ということだと思います。たとえば、よく例に上がっているのがコップに半分入っている水を見て「あと半分もある!」と思うのか、「もう半分しかない!」と思うのか。何事も自分の気持ち次第。短所は長所にもなるし、マイナスはプラスにもなる。紙一重。裏を返せば、がらっと変わる。だから、できるだけポジティブなパワーを発せられるよう、物事のいろんな側面を見るようにしたいと思うのです。



おわりに
思うままに、書き綴ってしまいました!!何が言いたいのだろうと・・・自分でも、やや迷走ぎみなのですが、正直なところ、フリーペーパーが大好きなんです!!作りたかったんです!!やや前のめり状態で発信(発進)しています。このフリーペーパーを通じて、誰かとつながれたら、いいな♪なんて。不定期に発行していきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。

0 件のコメント:

コメントを投稿