【きっかけはフリーペーパー! in 京都②】道をたずねた先でも出会い


フリーペーパー専門店『只本屋』へ行くために、JR京都駅からバスで五条坂へ。そこから、自分でもびっくりするくらい、迷いました。まず、自分がどこにいるのか、わからない(笑)。地図が読めないって、だめですね。

道行く人に声をかけ、教えてもらうもわからず。2人目に声をかけた時に「古い陶器屋さんがあるから、そこで聞いてみたら」と言われて行ったのが『前謙株式会社』が営む陶器のお店でした。お店の方に道を教えていただき、無事にたどりつくことができたんです。

◎前謙株式会社
http://www.kyoto-maeken.com/

あのあたりは観光客が多くって、道をたずねられることも多いのだろうなあ。仕事中に申し訳なかったなあと思い、何かを買って帰ろうと、帰りに立ち寄りました。せっかくなので、娘のお茶碗をと思ったら、娘がこの清水焼のお茶碗にヒトメボレ。とっても繊細で美しくって。お店の方が気を使ってくれるくらい、なかなか高価だったのですが、娘は「これが好きなのだ!」と一途なので、これもご縁と思いました。





お店の方から「大人になっても使ってね。割れたら金継ぎをするので持ってきてね」と。娘が大きくなって「今も使っています」と話に行けるように、それくらい大事に使っていきたいなあと思いました。日頃、乱暴なふたりなので、これを機会に改めて、少しずつ丁寧に・・・こういうきっかけも大事ですね。日常で使うもの、一つひとつはとても大事です。こうして意識にも影響を与えてくれますから。

ここでお店を営んで、もう70年ほどとのこと。「じいさん(68歳)より、長いね」と、娘と話しました。『只本屋』に行く際は、このお店にも立ち寄りたい。


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